「徳地手すき和紙」を継承するため、さまざまな取り組みをしています
伝統を受け継ぐ職人がわずか数名となった「徳地手すき和紙」を守るため、障子紙、楮紙、表具用紙、書道紙、絵画用紙、染紙、美術紙の生産はもちろん、便箋やはがき、名刺、コースターといった、新たな加工品の開発やブランディングなど、さまざまな取り組みを行っています。
質の高い和紙を生み出すもの、それは、山口市徳地の豊かな自然
江戸時代には「関西一」と称された、天然の素材を原料に一枚一枚丁寧に手漉きされる「徳地手すき和紙」。そんな「徳地手すき和紙」を今日に至るまで守ってきたのは、職人の技術と山口県山口市徳地が誇る美しい空気と清らかな水。豊かな自然と共に歩んできた「徳地手すき和紙」は山口の誇りです。
技術を証明する60年以上の職人歴。その技を数名の職人が受け継いでいます。
山口県指定無形文化財徳地手漉き和紙技術保持者・千々松清次郎氏に師事し、60年以上にわたり「徳地手すき和紙」の生産に従事した千々松哲也氏をはじめ、その技を受け継ぐ数名の職人が生産に励んでいます。